PHPで条件分岐(if else elseif switch)の書き方 徹底解説
今回はタイトルにもあるように、if文、switch文についてご紹介していきます。
1、if文
if文は「もし条件に合っているならプログラムを実行する」ということです。
if文の書き方は下記のようになります。
if( 条件 ){ //条件を満たした場合のプログラム処理 }
上記はif文だけの記述なので条件を満たしていない場合の処理は書かれていません。
もし条件を満たしていない場合に何かの処理をしてもらいたい場合にはelseを書きます。
elseの書き方は下記のようになります。
if( 条件 ){ //条件を満たした場合のプログラム処理 } else{ //条件を満たしていない場合の処理 }
上記のコードををご覧いただければわかるように、ifの後には()をつけてその中に条件を書きますが、elseの後には()をつけません。
さらに、もっと細かく条件をつけたい場合にはelse ifを使います。
else ifの書き方は下記のようになります。
if( 条件 ){ //ifの条件を満たした場合のプログラム処理 } else if(条件){ //else ifの条件をを満たした場合のプログラム処理 } else{ //if,else if,のどちらの条件も満たしていない場合の処理 }
それでは実際に値を入力して理解を深めていきましょう!
<? php $num = 20; if( $num < 10 ){ echo "10より小さい数値です"; } else if( $num < 30 ){ echo "10より大きく30より小さい数値です"; } else{ echo "30より大きい数値です"; } ?>
上記のプログラムの結果は「10より大きく30より小さい数値です」となります。
また下記のように文字列の条件も扱うことが出来ます
上記のプログラムの結果は「国内です」となります。
2、switch文
switch文は「条件式の値」を「caseの後に記述された値」と上から順番に比較していき、もし一致する「値」があった場合にはその後に記述された処理を実行しbreakに達したら処理を終了します。
switch文の書き方は下記のようなります
<? php switch (条件式){ case 値1: //「条件式の値」が「値1」と等しい時の処理; break; case 値2: //「条件式の値」が「値2」と等しい時の処理; break; case 値3: //「条件式の値」が「値3」と等しい時の処理; break; default: //「条件式の値」が1,2,3いずれの値にも等しくない時の処理; } ?>
例えば下記のような場合はif文で書くよりも、switch文で書いた方がすっきりします。
<?php $area = 1; if ($area === 1){ echo "北海道"; }elseif ($area === 2){ echo "青森"; }elseif ($area === 3){ echo "岩手"; }elseif ($area === 4){ echo "宮城"; } ... elseif ($area === 47){ echo "沖縄"; } else{ echo "該当無し"; } ?>
<?php $area = 1; switch ($area){ case 1: echo "北海道"; break; case 2: echo "青森"; break; case 3: echo "岩手"; break; case 4: echo "宮城"; break; ... case 47: echo "沖縄"; break; default: echo "該当無し"; } ?>
switch文でbreak;を忘れてしまうと次の処理が行われてしまうので注意が必要です!
最後に
本日はPHPのif文、switch文についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
if文、switch文はプログラミングを行う際に非常に重要になりますのでぜひ、マスターしていってください!
最後までご覧いただきありがとうございました!